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合気道とは...

我が部の監督の土岐先輩に合気道について伺いました。

監督 土岐先輩

合気道とは体術を中心とした日本古武道の一つです。

その起源は『大東流合気柔術』という柔術にあります。大東流合気柔術とは今から九百年程前、源義家の弟である、新羅三郎義光が創始したと伝えられています。

剣術の裏技の秘伝武芸として、甲斐武田家に代々継承され続け、明治時代になって初めて、末孫の武田惣角先生により世に公開されることになりました。

『合気道』という名称は、武田惣角先生の門人植芝盛平先生が大東流に独自の工夫を加え昭和初期に確立したものです。

合気道では無理な力の競り合いをせずに技を施します。

自分の一番強い力を相手の一番弱い部分に作用させることで力の差を補うため、老若男女、体格の大小に関わらず誰にでも取り組むことができます。

稽古時には、技を行う側(仕手)と技を受ける側(受け)に分かれ、型の反復により技の『理合』を追求します。

同時に、相手に合わせることで『調和』という概念は肌で感じることができます。

試合を行わない事も特徴の一つです。

競技による優越感や敗北感に襲われることなく、常に澄んだ気持ちで技術の向上に取り組めます。

稽古を通じて、健全な身体と精神を養うことが出来るため、合気道は今日でも多くの人に親しまれています。

部長先生のお言葉

2020年度に我が部の部長に就任された高倉先生よりお言葉をいただきました。
高倉先生は明治学院大学社会学部社会福祉学科の教授であり、専門は特別支援教育です。

 浅川先生の跡を継いで、2020年度から部長を務めさせていただくことになりました高倉誠一です。社会学部社会福祉学科で教員をしており、専門は、特別支援教育(障害のある子どもの教育)です。

 私はこれまで合気道に触れたことがありません。中学校・高校時代の「体育」で、剣道や柔道に触れたことはありますが、正直なところ、あまりよい思い出はありません(堅苦しくて、暑くて、やることなすこと痛い!)。ですが、このように部長にお声かけいただいたのも、なにかの「ご縁」のように感じています。だって、「なんで私が合気道?」と考えると、つくづく不思議だからです。

 さて、人と人の出会いは、人生の一部を重ねることでもあります。水たまりに浮かぶ桜の花びらのように、縁もゆかりもない様々な人々が明治学院大学体育会合気道部という場で、それぞれの時間を重ねます。そこに私もご縁があって参加させてもらったわけです。大学時代は、人生の中でもキラキラした格別の時間です。そんな素敵なタイミングで出会うみなさんです。お互いに充実した時を重ねることができたら幸いです。これからどうぞよろしくお願いします。

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